労働許可について

久しぶりにイングランド・プレミアリーグで遊んだので労働許可についてメモ。基本的なことは「FM BootCamp: UK労働許可証メモ」に詳しく説明されてますので参考にしてください。ただ、少し記事が古いので僭越ながら情報を補足させて頂きます。

クロアチアの EU 加盟

2013年7月1日のクロアチアの EU 加盟により、クロアチアの傘下クラブで市民権を取得というオプションが増えました。しかも、クロアチアは2年で市民権が取得可能です。今まではベルギーかポーランドに送る3年コースとスペインに送る2年コース (南米人の場合) が鉄板でしたが、クロアチアの2年コースは時間的には最良の選択肢だと思います。とは言っても労働許可のクリア方法としては下策に変わりません。傘下クラブを探すのめんどいし2年でも長いよね。追記: 当然なんで書き忘れたけど、クロアチアの EU 加盟以降クロアチア国籍の選手を労働許可の申請なしで獲得できます。

ルーマニアとブルガリアの労働許可

EU と EEA 加盟国、及びスイスは労働許可の申請が必要ないと Wikipedia なんかにも書かれているのですが、例外としてルーマニアとブルガリアは EU に加盟しているにもかかわらず労働許可が必要です。両国が EU に加盟した2007年からそう決まっているのですが、FM の世界では長年その例外が無視されていました。しかし FM13 ではリアルに設定として生かされています。意外な落とし穴なので気をつけましょう。ちなみにイギリスは2014年1月1日からルーマニア、ブルガリア移民の規制を終了することになっているので、この例外設定が生かされるのは FM13 だけになるかもしれません。

移籍期限日のオファーは避けよう

移籍期限日ギリギリで労働許可が必要な選手をオファーした場合、かなりの確率で労働許可が降りません。理由は不明!! 余裕を持ってオファーを出しましょう。

参考:
How to get a Work Permit in Football Manager | FM Academy
2006年12月／国別労働トピック／海外労働情報／独立行政法人 労働政策研究・研修機構（JILPT）
UK Border Agency | Sports and Entertainment