2012年10月27日土曜日

トレーニング概要 (FM13)

加筆予定アリ。


前作から最も変更が多かったのはトレーニングの仕組みです。従来のスライダー方式よりも簡略化が進みとっつきやすくなった印象です。初心者にやさしい設計になったかなとも思います。

全体トレーニング (General Training)

チーム全体で行うトレーニングです。

  • バランス - 各能力をまんべんなく鍛える
  • フィットネス - フィジカル能力を中心に鍛える
  • 戦術 - 戦術能力を中心に鍛える
  • ボールコントロール - ボールコントロールを中心に鍛える
  • 守備 - 守備能力を中心に鍛える
  • 攻撃 - 攻撃能力を中心に鍛える
  • Team Cohesion (チーム結束) - 選手同士の相互理解を中心に鍛える

注意点として、全体トレーニングを「攻撃」としたところで、全選手が同じトレーニングメニューを消化するわけではありません。選手のポジションによってトレーニングの内容は自動的に、適切に決定されます。「攻撃」に設定してあるからといって、センターバックの選手が決定力やロングシュート練習だけを行うという心配はありません。また、ゴールキーパーの項目がありませんが、どれを選んでもキーパーにはキーパー練習が適切に組まれます。

戦術トレーニング (Match Training)

次の試合に臨むための準備とチーム戦術の習熟度を鍛えるものです。選手個々の戦術能力値とは全く別物です。

  • Tactics Only (戦術のみ) - 習熟度だけを鍛える
  • チームワーク - チームワークのブースト (?)
  • 守備時のポジショニング - 守備力のブースト
  • 攻撃時のムーブメント - 攻撃力のブースト
  • セットプレイ攻撃 - 攻撃時のセットプレイをブースト
  • セットプレイ守備 - 守備時のセットプレイをブースト

「Tactics Only (戦術のみ)」以外はチーム全体の能力を次の試合まで一時的にブーストする効果があります。次の試合のレポートを参考に相手の弱点を付く、もしくは自軍の穴を塞ぐような選択が一般的です。

トレーニングの設定

基本的には黒い枠で設定したことが延々と行われます。

1. 全体トレーニング (General Training) 設定
デフォルトフォーカス (Default Focus)

上記に示したとおりです。

デフォルト負荷 (Default Intensity)

「非常に低い」から「非常に高い」で設定します。ここで設定する負荷はチーム全員に適応されます。

プレシーズン期間に試合に必要なマッチフィットネスを鍛えるためフィジカル重視のトレーニングを高めに設定し、シーズン中はチームの目指すスタイルを伸ばしたり、欠点を補うようなトレーニングを低めに設定するのが一般的です。

2. スケジュール (Scheduling)

前作と同様に戦術トレーニングは全体トレーングの時間を割いて行われます。ここではその配分を決めます。左に振ると全体と戦術が半々で行われ、右に振ると戦術をほとんど行いません (一番右に振ると 0% とは表示されますが実際は多少行われているそうです) 。繰り返しますが、戦術トレは全体トレの時間を割いて行われるため、このスライダーをいくら動かそうとチーム全体への負荷は変化しません。

習熟度が高くなるまではなるべく戦術トレーニングに時間を割くべきかと思います。

3. 戦術トレーニング (Match Training)
デフォルトフォーカス (Default Focus)

内容は上記に示したとおりです。習熟度トレーニングはスケジュールで指定した割合で普段から行われますが、 Match Preparation でのブースト練習は試合前にのみ行われます (ちなみに Match Preparation の間も全体トレーニングは行われているそうです)。

休暇設定

「試合前に休暇 (Allow rest before match) 」「試合後に休暇 (Allow rest after match) 」にチェックをいれることで自動的に全体トレーニングを休暇にします。ただし、後述する個別強化トレーニングは例外です。

4. 週毎のトレーニング設定

カレンダー左脇のドロップダウンメニューから週毎に全体トレーニングを設定できます。ここで設定したトレーニング内容と負荷は、指定の週のみ 1 で設定したデフォルト設定に上書きされます。プレシーズン中の例外的なフィットネストレーニングはここで設定することをおすすめします。 プレシーズン中に 1 で高い負荷設定にしたままシーズンに入ってしまい思わぬ怪我人が・・という凡ミスを防げるからです。

コーチ

星の数で優秀さが表されます。見た目は変わりましたが仕組みは前作と同じです。参考: 優秀なスタッフと契約する方法を考える, トレーニングについて (FM2012版)

個別強化トレーニング (Individual Training)

まず大事なこと

FM12 では個別強化トレーニングを設定した場合、戦術トレーニングと同様、全体トレーニングの時間の一部を割り当てられていましたが、FM13 では全体 + 個別強化がトレーニングの総量となっています。前作は全体トレーニング中に「別メニューで」個別強化トレーニングを行なっていたのに対し、今作は全体トレーニングの後に「居残りで」個別強化トレーニングを行っているというイメージです。繰り返しになりますが、全体トレーニングと個別強化トレーニングは時間をシェアしません

また、個別強化トレーニングは全体トレーニングで指定した休暇に関係なく行われます。選手に完全を休ませたい場合はアクションコマンドの「トレーニング -> 休養」から日数を指定して休養させる必要があります。

フォーカス (Focus)

選手個人にトレーニング課題を与えることができます。鍛えたい能力値をピンポイントで指定するか、「タスク」に必要な能力値を鍛えるかを選択できます。タスクを選択すると必要な能力値をまんべんなく鍛えられますが、ピンポイントで能力値を選んだときほどトレーニング効果は高くありません。

フォーカス負荷 (Focus Intensity)

個別強化トレーニングにおけるフォーカスの占める割合を指定します。

新ポジション

ポジション能力をトレーニングします。

新プレイスタイル (New Preferred Move)

コーチと相談した上でプレイスタイル習得トレーニングを行えます。必ずしも習得できるとは限りません。

まとめ

トレーニングの全体像です。全体トレーニングと個別強化トレーニングが別枠になったので、練習について選手から不満が出た場合、個別に対応しやすくなりました。また、基本的に毎試合スタメンを張る選手には個別強化トレーニングは課すべきではないのかな、とも考えています。よほど丈夫な選手なら話は別ですが。

それとトレーニングを過度に期待してはいけない。やっぱり成長するにはレベルの高いリーグで試合に出て活躍するのが一番です。

調査中

  • Team Cohesion とは具体的に何か (おそらく新加入選手がチームに馴染むのを促進する働きであろう)
  • 戦術トレーニングの「チームワーク」に蓄積効果があるのか (前作ではあるとされていた)
  • 個別トレーニングは全体トレーニングと比べどれぐらいの負荷があるか
  • 個別トレーニングの Focus Intensity を変更すると個別トレーニング全体は負荷は変わるのか (おそらく変わらないであろう)

参考: http://community.sigames.com/showthread.php/320547-FM13-The-Basic-Guide-to-Training-and-Match-Preparation, http://community.sigames.com/showthread.php/321850-FM13-New-Training-system-feedback-and-discussions

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