2014年8月4日月曜日

FM と全く関係のないチラ裏

ジュニアユースセレクション参加申込書で両親の身長を書く必要があるクラブ

J1 クラブ (2014)両親の身長項目の有無
仙台任意
鹿島×
浦和
大宮×
東京
川崎
横浜
甲府
新潟
清水
名古屋×
G大阪×
C大阪任意
神戸
広島×
徳島
鳥栖
J2 クラブ (2014)両親の身長項目の有無
札幌
山形
水戸
栃木
群馬
千葉不明
東京
横浜
湘南
松本
富山×
磐田
岐阜
京都×
岡山×
讃岐
愛媛
福岡×
北九州
長崎
熊本
大分

2014年8月3日日曜日

プレイスタイル解説ページ作成の報告とその補足

プレイスタイルについて書きました。
プレイスタイル解説
このエントリではその補足をします。

隠し的な PPM があります。以下のとおり

(できるだけ長くサッカーを続ける)
できる限り長くサッカーをプレイし続けようとする傾向、またそうするために下位リーグでのプレイも視野に入れる
(衰える前に引退する)
低いレベルでプレイするよりも全盛期のまま引退する傾向

設定はされているのは間違いないが動いているのかは不明。たぶん動いてると思う。

「プレイに時間をかける」と「プレイを止める」の違い

「プレイに時間をかける」は完全にアカンやつです。ただただネガティブにしか働かない。意図もなく時間を掛けがちになります。チーム全体で考えたとき偶然うまくまわる可能性はあるにしても、個人で考えたら完全なマイナススキル。

「プレイを止める」もはっきり言って同じようなもんだと思ってます。「プレイに時間をかける」より補正が弱いぐらいの認識で私はいます。

「足元にボールをもらうのを好む」について

動きながらボールを受けたりスルーパスを受けたり、そういうことではない模様。単純に頭や胸で受けたくないだけみたい。個人的には信じがたい。

「審判に抗議する」について

「ほぼ」マイナススキル。賢くてリーダーシップのある選手にこのスタイルが付いている場合チームに好影響をもたらす場合があるらしいが、自分は見たことないからわからない。

「速いロングスローを投げられる」について

これだけは「傾向」よりも「能力」といっていいかもしれない。

2014年8月1日金曜日

能力値解説ページ作成の報告とその補足

能力値についてのページを作りました。
能力値解説
本エントリではその補足やメモを書きます。

「安定度」について

「足にスランプはない」みたいな話です。下位リーグでスピードだけに特化したような選手が活躍しやすいのは、この安定度の影響がもろに出る好例と言えます。ただし安定度をゲーム中に確認する方法は限られてるし (スカウトレポートのコメント)、トレーニングや指導等で上げられる方法もありません (加齢と試合経験で最大で2ぐらいは伸びる)。「安定度」と「プロ意識」はこのゲームにおいて非常に重要な要素だけど、どちらもゲーム上に直接は表示されない。ツールプレイへの誘惑のひとつです (個人の好きに楽しめばいいと思う)。

「ヘディング」について

ヘディングの精度を表すものだと思っております。ヘディング以外の能力が全く等しい選手同士が競った場合、五分五分の結果になるのではなかろうか。ただ、サッカーには同地点から「せーの」でジャンプを競うバスケのジャンプボールのような状況はないわけで、仮定してもあまり意味がない気がします。競り合いの強さ (強靭さ、バランス) やらポジション取りやら予測やらも大事。話がそれましたが、ヘディング能力値が高いからといって打点が高くなるわけではないということです。

「ジャンプ到達点」について

身長が基準です。FM14 で「ジャンプ力」から「ジャンプ到達点」へと名称変更されました。以前から「ティム・ケーヒルのジャンプ力がクラウチより低いとかおかしいやろ!バグや!」→「何度説明すれば分かるんだよ・・」という展開が度々噴出していたのでわかりやすく名称変更したのでしょう。数値の考え方自体は FM10 から変わっていません。まず身長を参照に基準を定め、その基準からジャンプが得意か不得意かで ±2 の範囲で最終的な値が決定されます。

「空中能力」について

ハイボールのジャッジング能力なので空中到達点とは関係ないと思われます。でも、割と知られた話で「アウトフィールドプレイヤーのとってのジャンプ力とほぼ同義」である、つまり空中能力が高さは GK の空中到達点の高さである、とされていることも。

「支配力」について

以前はクロスボールに食いつくか食いつかないかを示す「傾向」だったのですが、FM11 からは単純にクロスボールに対応する能力の高さとなりました。でも、割と知られた話でエリア内での支配力、要するに守備範囲の広さとなどとされていることも。

「創造性」について

クリエイティビティとはいうものの、実のところは視野の広さだけを示すというけっこう限定的な能力値。夢のあるプレイは「ひらめき」の高さに委ねられます。

PK ストップについて

以前は GK の隠された値として「ペナルティセービング」という能力値が設定されていましたが FM10 で廃止となりました。現状どうなってるかはあちらに書いたとおりです。

おわりに

色々書いたし色々調べたけれど、結局それぞれの数値がゲーム内でどう使われてるかはシリーズ毎、もっといえばパッチ毎に違うだろうしなんとも言えない。断言するには矛盾が多すぎるんですよ。たとえば、「身長は飾りだ」論で言えば、SI のフォーラムで中の人も言ってる話だし、最新のリサーチャー資料にも同じようなことが書いてあったりする。その一方でオンラインマニュアルでヘディングの項目を見てみると

This is a player's competence in aerial situations. Heading applies to all situations and is only about the player's ability to head the ball well. Jumping (and to a lesser extent Strength) plays a big part in combination with heading to utilize the attribute to a greater level, as well as a player's height. http://www.footballmanager.com/manual/index.php?id=558

「身長も関係あるよ」と言ってる。何なんですかいったい。また、恐ろしいことに他言語のマニュアルの同項目には身長の記述が全く無かったりする。

だからいつも思うんです、こういうときはサッカー脳で処理して考えようと。FM は現実のサッカーをシミュレートすることを標榜してますし、これからもその努力を続けていくことでしょう。それならば、仮に「創造性」が実はファンタジスタ的な要素も請け負っていましたとか、「安定度」は実は機能していませんでしたとか、そんなのは小さな問題だ。細かい数字ばかりを気にしてサッカーができるか。大局的に見れば、負けるのは自分の戦術が間違っているからだし、ミーティングで選手全員にキレられたり面識のない監督にディスられるのは自分の人望の無さだし、要するに全部俺が悪い。

とはいえ、個人的には「ゲームはゲームだしプログラム上で数値がどういうふうに使われてるか知りたいじゃん」というのがいつも根っこにあるタイプなので興味は止まらんですね。

能力値について書かれた他サイトさま