ついでに最低移籍金についても説明しておきたいと思います。
最低移籍金とは、設定した金額以上のオファーが他クラブから来たとき、自クラブは必ずこれを受け入れなければならないという契約条項です。つまり、設定額以上のオファーが来た場合、自動的にクラブ間合意がなされ、選手の移籍は、選手とオファーした側との交渉だけに委ねられるということです。
例えば、ラツィオからCSKAへ14MのオファーがあったとされるH0NDA選手は、もしCSKAと10Mの最低移籍金という約束をしていれば、クラブ間交渉は自動的にクリアされ、H0NDAとラツィオとの交渉次第で移籍できた、ということです。悲しい例を出しました。
なお、「降格時最低移籍金」はクラブが下位リーグに降格すると同時に発効され、「非昇格時最低移籍金」は上位リーグに上がれなかった場合に発効されます。
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